2021年02月05日
二つのお雛様
立春を迎えての佳き日にお雛様をたてる…
というのが母の決めごと
住環境の都合で
娘たちのお雛様は 母の元でお世話になっています

長女の時にお内裏様(男雛・女雛)を
次女の時には
お内裏様と同じお顔の三人官女を
揃えてもらいました
お顔の表情が穏やかで
その面持ちに惹かれたことを覚えています
こちらは私と妹のお雛様

60ウン年経ち
修復不可能な部分も出てきましたが
私が生まれてから出すことを一度も欠かさなかった…
と言うのが母の自慢
毎年そのことを聞かされます
ずっと座敷の奥に建てていましたが
数年前から玄関に出しています
古くて見窄らしいから…と渋っていた母を
妹と一緒に説き伏せ
玄関に飾ることにしました
小さいながらも
昭和30年代に流行った御殿飾りで
細部まで手をかけて作られています
昭和の時代 古き良き時代のお雛様です
Posted by SAS at 12:33│Comments(0)
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